カウントダウン

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このまえ行った静岡県立美術館・ロダン館の「地獄の門」

…の前に敷いてあったカーペット。


教養が足らず、恥ずかしながらそれが何なのかわからないままなのですが、
たしかシェークスピアの文章と、その和訳がいくつか、森鴎外・訳、夏目漱石・訳など、が書かれてあった。


ロダン館に入ってすぐ目に飛び込んで来るのが、地獄の門。吸い込むように黒くて大きな威圧感!
その門の手前、地面に敷き詰められるように書かれた「地獄」「死」に関する文言。
その上に立って門に近づく人間(当人たちは鑑賞しているだけなんだけど)。

それらを上から眺める構図になっていて、面白い楽しみ方だった。


やよいちゃんも見ました。

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なんか楽しそうだ。

子ども、そのお父さんお母さん、中学生くらいの男の子女の子、おじさんおばさん、もっと上のおじいちゃんおばあちゃん、カップル、などなど。

かなり幅広い世代の方が、なかなかグロテスクな絵をまじまじ眺めてる。

アートが身近にあるんだね。静岡市。すてきだ。


あれ?話がずれた。
書こうと思ったのは、この前、死ぬまでのじかんを見てしまったことだった。

谷島屋でもらってきた、専門学校の資料請求冊子にはさまっていた「50年カレンダー」。
「未来の自分を感じてみよう」だって。

B1サイズにおさまる残り時間。

「1年、あっと言う間にすぎるなー」とか毎年のんきなこと言ってるけど、50年カレンダーにおさまった50分の1にあたる1年は、思ったより紙面を占めていて、なんだか怖くなった。

生まれ年からはじまる100年カレンダーというのがオリジナルらしい。
50年の方がリアルな感じがする。

人によって前向きに捉えられる人もいるんだろうけど、わたしは考えるうちにだんだん怖くなってきて、「見えていない未来が見えるって幸せなんだろうか?」と思ったりした。

あ、でもこの冊子高校生向けだからいいのか。
50足してもまだ60代だもんね。

なんやかんやでもうすぐ32。
50も足したら平均寿命ですよ。

1年が過ぎたことをしみじみと実感する誕生日が近くなってきて、ふと、死ぬまでにもう一度会いたい人について考えてみた。

1.屋久島のユースホステルで出会った、ワールドサイクリスト達生さん。
自転車でユーラシア大陸やアメリカを横断してしまう人。レゴ職人。
死ぬまでにしたいリストを作ることや、人生の書がアルケミストだと教えてくれた。今は嬬恋村の無印キャンプ場の責任者をしている。はず。

2.愛媛トヨタの和泉さん。
企業を作っているのは人であること、他人と過去は変えられないけど、自分と未来はいくらでも変えていけると教えてくれた。
小田和正「風の坂道」を聴くと貴女を思い出します。

3.今はなぜか漁師になってしまったあの人。


他にもいないかな。




7/28追記。
DIME9月号に、小山薫堂氏が連載コラム「出会えてよかった言葉たち」にこんな感じで書いていた。

死は人生の終焉ではない。総仕上げである。

あとどれだけ生きられるだろうかと、引き算をしていくより、これからどんな経験を積み重ねようか、と足し算で考えられるほうが気分は楽になる。

さて、すてきな生涯を完成させるためにこれから何をしようか。



そうだよね〜くまもん!違った小山さん!
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by ikumishikawa | 2013-07-10 01:22 | 日々


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