日々のしごと

a0292519_753120.jpg



何しろ人数の少ない部署なので、(社内で制作が3人しかいない)
ルーキーにもかかわらず色々経験させて頂いております。

地元中小企業の印刷会社ということもあり、制作するのはチラシ、カタログ、ポスターなど様々ですが
書籍に取り上げられるような、例えばビジュアルの良い素材を必要とするようなクライアントは少なく
いわば編集作業に重点が置かれるようなお仕事が多いのが現実です。

もちろんそれをわかった上でここにいるわけですが。

というより新卒で年もそこそこいっているわたしのような者を拾って頂いて、修行させてもらっているので
本当にありがたいと思って日々作業しております。が。

何かしら想いを込めて制作に落とし込んでも「そんなものはいらない」
「もっと目立たせて」「弱い」

クライアントからのお叱りはいつも同じようなもの。
伝わらない。通じない。

いえ、自分の能力不足はわかってます。

「デザイン=派手にする」と思っている素人の意見に、従わざるを得ない状況を作ってしまう自分の情けなさ。
クライアントにデザインさせてしまう事態に陥る、自分の力量。
自分だってほとんど素人だけど。


最近思うのは、我々の仕事は、クライアントの求める物を形にするのではなく、
もっとその先の、目にする誰かの、手に取る誰かの顔を想像しながら
情報を整理し、伝えたいことを明確にして、形に変えていく作業なんじゃないか。


発信する側も、受け取る側も、ハッピーになれるようなもの。

多くの人が目にする可能性のあるものをこの手で作り出す以上、その責任を我々は忘れてはいけない。

そしてその上で、クライアントを、有無を言わさず納得させたい。
「欲しかった答えはこれだ!」と言わせたい。

それができれば最高。


そのためには文句を言わず、つまらない&嫌だ&やりたくないと、たとえ思っていたとしても仕事はいつだってパーフェクトに。

選挙広告だって、不動産のばかでかいチラシだって、情報量満載の誰がここまで読むんだ的なリーフレットだって。

学校で習った製図作業のときのように、プロレベルの緻密さ正確さを身体に叩き込む。染み込ませる。

キー入力は0.01ミリ。
わずかな差で読みやすさ、見た目の印象をコントロールできることを知り、美しく文字を整える。

次から次へと舞い込む業務に追われながらスピードも身につけていく。

ドロップシャドウも光彩も袋文字も何でもやります。
効果つけまくります。必要とされるのであれば。


修行は続く。
当たり前だ。まだ3ヶ月。
作りたいもの?
わたしたちはアーティストじゃない。
勘違いを正そう。学んだことを思い出そう。


シンプルを突き通すってことがどれだけ険しい選択なのかよくわかる。

始めからシンプルなんじゃなく、極限まで削ぎ落として初めて成り立つものなんだ。

自分の立っているところは、そこからはあまりにかけ離れている。


作る。作るぞ!

ひたすら手を動かす。
[PR]
by ikumishikawa | 2013-06-13 09:14 | クリエイティヴなこと | Comments(0)


高松での暮らし


by ikumishikawa

プロフィールを見る

カテゴリ

日々
クリエイティヴなこと


最新の記事

日の照りながら雨の降る
at 2018-07-12 16:57
大川オアシス
at 2017-06-24 16:58
ことこと
at 2016-09-23 17:51
ため池の空
at 2016-09-09 18:08
空と海のいろ
at 2016-05-23 16:35

フォロー中のブログ

daily-sumus
psyuxe*旅とアトリ...
ひなげし日記

ブログパーツ

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31