一光革命

色に目覚めました。
なぜかというとそれは。

東京さ行ってきました。
ミッドタウン内にある21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「田中一光とデザインの前後左右」
白やグレー、無彩色を多用していたのは、決めきれずに逃げていたから。
そういう自分を発見し、痛感しました。
色を決めること、形を決めることは、覚悟がいること。
当たり前だけど、全然できない。定まらない。
一光さんの褪せない色を、迷いのない形を体感して、自分が考えるものにも強さと潔さが欲しいとつくづく思いました。
話変わるけど、東京ってほんとにすごいところ。
これまで何度か訪れたことはあるけど、あまりそんな風に感じたことがなかったなぁ。
単に田舎育ちなのでなじみがないのですが、高校卒業して東京に行きたいとか、そういう人の集合体への憧れみたいなのがわたしの中にはなかったようです。
メジャーなものに対する反抗というか、何かわからないけど、ローカルの良さを自分なりに自分たちで見つけていきたいというか。うまく言えないけど。
なんでもかんでも「東京」っていうだけで、そんなに面白いものなの?みたいな。
でもやっと今頃、大人になって、面白いと思う。
人も文化も情報も、集まって淘汰されて洗練されて、
フワフワして、いつも流れて、どっしりと腰を据える感じはないけど、
刺激的で、魅力的で、溢れているのに整然としていて、面白い都市だなと思った。
もっといろんなものを見て、知りたいと思わせてくれる場所。
でもやっぱり、どこにいてもそんな気持ちでいたいけどね。
by ikumishikawa
| 2013-01-14 16:30
| クリエイティヴなこと